毛糸を使ったロープアクション
本作は、毛糸を使ったアクションが楽しい2Dアクション です。
この「毛糸アクション」は、想像以上にバリエーションがゆたかなんですよ!
- 毛糸をひっかけて高い壁を登る
- 高い場所からゆっくり降りる
- ターザンのように木から木へと移動
- オブジェクトに結び付けて引っ張る(動かす)
- 糸を2つ結び付けて橋を架ける
- 糸の橋の上では大ジャンプができる
- 糸の橋を架けてオブジェクトを運ぶ
などなど。
「毛糸」というアイデアひとつで、ここまで応用をきかせられるものかと驚きました。
毛糸でできた小さい主人公ですが、挙動は軽く、サクサク動くので非常に扱いやすいです。
赤い主人公という視認性の高さ、大きなアクションをするときは自動的にカメラが引くなど、プレイヤー視点で丁寧に作られている と感じました。
ひらめき系謎解きが楽しすぎる!!
2Dアクションといえば、どちらかというと「戦闘」に重きを置いているイメージがありますが、本作には戦闘が一切ありません。
「毛糸アクション」でステージを進んでいくという遊びのほかに、「ひらめき系謎解き」が楽しめちゃうんです!
これが最高ッ!
2Dアクションで、
って悩むことってほとんどないですよね?
『Unravel(アンラベル)』では、じっくり悩んで考える。
それこそが醍醐味!
そうだ!こうやればいいんだ!
とひらめいて、実際にうまくいったときの気持ち良さったらないです!
あたたかく繊細な世界観
『Unravel(アンラベル)』の世界観は温かみがあり、とっても大好きです。
小さい主人公の視点 というのは、それだけでワクワクしちゃいませんか?
丁寧に描かれた草や木を間近で見ることができ、日常的に使っている家具や日用品がステージのギミックに様変わりしているのは、使い古された手法ではありますが非常に魅力的です。
また、小さい主人公の割には冒険のスケールが大きい のも特徴。
高い木の上に登ったり、空を飛んだり、船に乗ったり。
なんて気持ちで遊ぶと、ぶっ飛んじゃいます。
わたしは ぶっ飛んだw
2D、2Dと言っていますが、表現面では完全に3Dです。
背景が活きているように描写され、オブジェクトも立体的。
従来のような紙芝居感はまったくありません。
まとめ
戦闘要素一切なし!
ロープアクションとひらめき系の謎解きが魅力の2Dアクション。
雰囲気の良さもバツグンで、癒し効果も絶大です。
逆に、従来の2Dアクションに魅力を感じる人には合わない可能性があるのかも。