超人的パルクールアクションがサイコー!
本作の一番の魅力は、主人公の超人的なアクションにあります。
移動スピードは速く、建ち並ぶビルにはホイホイよじ登れて、超能力で大ジャンプや空中ダッシュなど、とにかくオープンワールドを快適に飛び回ることができます。
オープンワールドと言えば壮大さが魅力的な一方で、移動が面倒でワープを使ってもロード時間にイライラ…。
ということがありますが、本作は移動がアスレチック的で楽しいのが良いですね。
ワープを使ってもロード時間がありませんから。
とにかく、街中をビュンビュン飛び回っているだけで楽しいゲームです。
善と悪を選べる遊び方
『インファマス』シリーズの特徴に、善と悪を選べる「カルマシステム」があります。
ストーリー上で主人公のとる行動を選べたり、オープンワールドでどんな遊び方をしているかで善か悪に傾いていくというシステムです。
主人公が覚えられるアクションが変わったり、受けられるミッションが変わったりと、システム的な変化はこれまで変わらず豊富。
今作で印象的だったのは、善人プレイの拡充ですね。
これまではどちらで遊んでもダークヒーロー寄りの展開になっていたのですが、本作ではしっかりと善人シナリオが用意されていてヒーロー好きな私は遊んでいて気持ちが良かったです。
覚えられるアクションが豊富
ゲームを進めると主人公は最大4つの超能力を使えるようになります。
ひとつの能力だけでもゲームが成立してしまう位アクションのバリエーションが多いのに、それが4つも用意されているんだからこれはスゴイ。
これだけあれば自分の好みの能力を見つけられますし、それぞの能力を強化していくのも楽しいです。
全体的に淡白
基本的には、移動と戦闘の繰り返しで淡白な印象を受けます。
探索要素も、オープンワールドに散らばる「シャード」というアイテムの収集がメインで、「隠されている」というよりも「置かれている」感じです。
マップ上にすべてマークがついているので、余計に作業的に感じるのかもしれません。
そのおかげですべて遊びつくすことができるという利点もありますが。
戦闘がパターン化しがち
善と悪の傾きに必要なポイントを稼ごうと思っていると、戦闘がパターン化してしまいがちです。
拘束か抹殺かでポイントが変わるのですが、拘束するには派手な技で一気に倒してしまうよりもチマチマした攻撃の方が向いているんですよね。
必然的に遠方からの狙い撃ちが増え、少々物足りなく感じました。
まとめ
スピード感のあるアクションがたまらなく気持ち良いタイトルです!
善人プレイの拡充や主人公の若返りで、洋ゲー初心者でもとっつきが良いのではないでしょうか。
戦闘や探索面でもうひと捻りあれば、文句なしですね!